耐震や断熱性能を整えることは私たちにとって当たり前。
その先にある窓辺で景色を眺める時間や肌に触れる素材の心地よさ、居場所と余白を大切にしたい。
性能は土台で、心地よさが目的。
出雲市斐川町の勝部建築です。
📍 施工エリア:出雲市を中心に、松江市など近隣も
いちばん景色の良い窓辺に造作のソファーを置いた施工例です。植栽の先にある山を眺めながらゆっくり過ごせる特等席。
景色のよい窓辺を冬でも特等席にしたい。断熱と気密を整えることで暑さや寒さを忘れる。
この窓の大きさと位置は景色の見え方で決めます。性能は目的ではなくこういう場所をつくるための条件だと考えています。
間取りのご希望より先に暮らしの話を聞かせてください
朝は誰が最初に起きるのか。洗濯物はどこに干してどこでたたんでどこにしまうのか。買い物から帰って荷物をどこに置くのか。休みの日は家のどこで過ごしたいのか。その答えの中にその家の設計図があります。
収納の役割、位置ひとつコンセントひとつまで、理由のない場所はつくりません。住み始めてから「ああ、これ便利だな」と何度も気づいてもらえる家。住むほどに好きになっていく家。それが目指している設計です。
素足にさらっと心地よい国産杉の床
床は杉の浮造り、幅150ミリ。木目が指に触れる仕上げです。自然塗料の「いろは」を塗るので、素足がさらっとしています。
窓は樹脂トリプルが標準です。壁は珪藻土か紙クロス。屋根に石州瓦、外壁に出雲杉の板張り、水まわりにコルクを使うこともあります。
キッチンから見える景色。杉の床のさらっとした肌触り。手仕事でつくった家具の温かみ。季節ごとに角度を変えて差し込む光。私たちが「情緒」と呼んでいるのは、そういう時間のことです。
会社の姿勢は言葉より判断に出ると思っています
大きな家がいい家とは限りません。使わない部屋を削り、毎日手が触れる素材や家事が楽になる動線に使ったほうがより良い場合があります。暮らすための提言をする。今だけではなく、将来の暮らしを考えてみましょう。
新しく建てるかどうかを決める前にご実家やご親族の家がこの先どうなるのかをうかがっています。将来引き継ぐ家があるなら、いま建てる家の大きさもお金のかけ方も変わってくるはずです。
当社は性能向上リノベーションも手がけています。建てる・直す・引き継ぐを並べて考えられるので、将来困るという選択肢も一緒に考えたいと思っています。
完成すれば見えなくなる場所は後から足せません。だから価格を下げるために、この検証を省くことはしません。ご予算に合わせるときは、まず建物の大きさや形、仕上げなどを一緒に検討します。
その土地に建てたときの日当たり、建物配置をシミュレーションします。買ってから「この土地では難しい」と分かるのがいちばん避けたいことです。土地探しそのものは自社では行っていませんが、お手伝いはさせて頂きます。
私たちの考え方に重なるところがあれば、どんな暮らしをしたいか聞かせてください。
出雲の気候を設計で読み解く
冬の底冷え、夏の湿気、出雲平野を吹き抜ける強い北西風。そして山陰の冬は日照時間が短い。土地条件を先に読み切り、風景に残る建物を設計します。
冬の朝キッチンに立っても足元は冷えません。
脱衣室もトイレもリビングと同じくらいの温度です。
数字そのものより、家の中に「寒い部屋」をつくらないこと。それがこの性能の目的です。廊下に出た瞬間に縮こまる、という家にはなりません。
換気は夏が第三種換気、冬はパッシブ換気を採用。パッシブ換気は室内と外の温度差だけで空気が動く方式でファンを使いません。運転音がなく動く部品がないので故障もしません。完成後には風量を測り、設計どおりに空気が流れているかを確かめます。
構造材は全棟とも県産材です。地元の木で建てると家づくりのお金が山を守る人・製材所・職人へと地域の中で回ります。使うことが山の手入れになり、次の木を育てることに繋がるだけでなく輸送コストを減らす事で地球の未来へと繋がっていくのです。
標準仕様を含む新築の価格は
3,600万円(税込)からです
小さな住まいでも大切にしている設計と仕様は変わりません。当社ではこの価格からお受けしています。
| この価格に 含むもの | 建物本体 屋外の給排水 カーテン 照明・エアコン・給湯設備 太陽光発電(7.2kW) 設計料・確認申請の費用 |
|---|---|
| この価格に 含まないもの | 土地 外構 地盤補強の費用 既存建物の解体 給排水の敷地外からの引き込み・加入金 登記の費用 火災保険 |
土地や外構などを含めた総予算ではありません。敷地の条件によって必要になる工事もありますので、総額はお見積りの段階になります。
坪単価は出していません
代わりに何が標準に入っているかを出します
| 標準に入っているもの | 内容 |
|---|---|
| 構造計算 | 許容応力度計算による耐震等級3(全棟) |
| 断熱 | 壁の断熱材は充填・付加を合わせて210mm(グラスウール) |
| 温熱空調設計 | 熱負荷の計算で空調の台数と位置を決める |
| 気密測定 | 全棟で実測し、C値0.3 ㎠/㎡以下を保証 |
| 換気 | 夏は第三種換気、冬はパッシブ換気 |
| 換気の風量測定 | 完成後に全棟で実施 |
| 日射シミュレーション | 敷地の陽当たりと影を検討してから配置を決める |
| BELS | 新築は全棟で第三者認証を取得 |
| 構造材 | 新築は全棟とも県産材 |
構造計算、気密測定・換気の風量測定は標準の見積もりに含めています。価格を下げるためにこの検証を省くことはしません。ご予算に合わせるときは、まず建物の大きさや形仕上げなどを一緒に検討します。ご予算の上限は、最初にお聞かせください。
ご相談の段階では費用はかかりません
お話を伺うところまでは無料です。プラン作成や現地調査に入る段階で初期プラン作成のための設計契約を結んでいただきます。平面図をご提案します。
総額をお出しできるのは仕様が決まった段階です。間取りと仕様が決まるまでは数字が動いてしまうため、その前の金額はお約束できるものになりません。
プランを描くのは営業ではなく設計者です。敷地の日当たり建物配置を検討し、構造と温熱の見当をつけてから暮らしやすさと空間構成を創ります。
設計契約料は110,000円(税込)です。
工事請負契約に至った場合はいただきません
| 金額 | 110,000円(税込/本体100,000円) |
|---|---|
| 何の契約か | 初期プラン作成のための設計契約です 建物全体の詳細設計と工事監理は、工事請負契約後の業務です |
| いつ結ぶか | 初回のご相談のあと、プラン作成に入る前に結びます |
| お支払い義務 | 設計契約を結んだ時点で発生します |
| お渡しするもの | 平面図(修正は1回まで) |
| 工事請負契約に 至った場合 | 別途請求しません 設計料は新築の価格に含まれています |
| 工事請負契約に 至らなかった場合 | お断りのご連絡をいただいた時点で、ご請求します |
| 当社の都合で お受けできない場合 | ご請求しません |
| 2回以上の 大幅なプラン変更 | 変更の度合いによっては、別途費用をご相談します |
ご相談の段階で費用はいただきません。設計契約を結ぶ前に内容とお支払いの条件をご説明します。ご予算の上限もお聞かせください。ご希望の内容では収まらないと判断したときは設計契約の前にお伝えします。
敷地を調べ暮らしを聞き一軒ごとの平面図を考える仕事として、設計契約料をいただいています。
お渡しするのは平面図ですが、その1枚を決めるまでに、社内では次のことを検討しています。
敷地を読む/隣家の位置と高さから影のかかり方をシミュレーションし、日当たりが最も良くなる建物の位置と向きを決めます。
窓の取り方を考える/景色の見え方と日当たりから、窓の大きさと位置を決めます。
構造として成り立つ見通しを確かめる/許容応力度計算で耐震等級3が取れる形かどうか、この段階では見通しを確かめます。正式な計算は工事請負契約後の設計段階で行います。間取りが決まってから構造で困る、という順番にしないためです。
空調の置き場所を考える/床下エアコンと小屋裏エアコンをどこに置けるかを、間取りと一緒に考えます。機械を後から置くのではなく、家の形のほうに組み込みます。
暮らしを配る/お聞きした暮らしに合わせて、動線と収納を配ります。理由のない場所はつくりません。
ここでの検討は間取りを決めるためのもの。詳細を仕上げるのは工事請負契約後の設計段階です。設計契約料に含まれるのは性能検討と平面図作成までとお考えください。
この手間をかけなければ出てこないプランがあります。そこは、自信を持っています。
着工からお引き渡しまでは、おおよそ6か月です。