家に帰って腰を下ろした時、休日をゆっくりと過ごす時、日々の営みを味わい深いものにする。
窓辺で庭を眺めたり、無垢の床を素足で歩いたり、家族と話しているうちに、いつの間にか時間が過ぎている。そんな何気ない時間を大切にできる心地よい住まいを、私たちは創っています。
耐震や断熱性能を整えるのは、つくり手として当たり前のこと。その土台の上に、どこに座ると落ち着くか、窓から何が見えると心地よいか、毎日触れる素材は何がいいか。住む方と一緒に、そこまで考えてつくりたい。性能は土台で、心地よさが目的です。私たちが大切にしているのは、そんな家づくりです。
窓辺に設えた造作ソファーに腰を掛けて景色を眺めながらゆっくり過ごす家族が自然と集り夜には杉板外壁に灯りがともる
私たちが「情緒」と呼んでいるのはそういう時間のことです
断熱や耐震の数字は家を守ってくれますでもその家に帰りたくなる理由はいつも情緒側にありますキッチンから見える景色杉の床のさらっとした肌触り手仕事でつくった家具の丸み季節ごとに角度を変えて差し込む光
性能を「土台」と呼びその上に情緒を重ねる大切なのは順番です
性能が整ってはじめて情緒が生きるそれが勝部建築の家づくりの順番です
出雲の山で育った木は出雲の気候を知っています同じ湿度同じ気温差の中で育った木材は土地の風土になじみます
そして地元の木で家を建てると家づくりのお金が地域の中で回る山を守る人へ製材所へ職人へ遠くの誰かではなくこの地域で働く人たちに届きます
木は使われることで山が守られる木が使われれば山に手が入り伐ったあとには次の木が植えられ山は若返ります手入れされた山は水を蓄える力が高まり災害にも強くなります輸送コストが大幅に減る分CO2の排出量も減らせます
あなたの家一棟が地域の経済を回し出雲の山の未来を育て地球の未来にも繋がっていく家づくりはそんな力を持っています
家づくりとは人の暮らしを整える事だと考えています家族構成も、仕事も、趣味も生活のリズムも、ご家族ごとに違うだから「心地よい家」の答えも一軒ずつ違うはずこのご家族はどんな暮らしがしたいのかそれを大切に考えて設計しています
間取りのご希望より先に暮らしの話をたくさん聞かせてください朝は誰が最初に起きるのか洗濯物はどこに干したいのか休みの日は、家のどこで過ごすかその中にあなたの設計図があります
ときには「もう少し小さくしませんか」とご提案することもあります大きな家がいい家とは限りません使わない部屋を削ってそのぶんを毎日手が触れる素材や家事が楽になる動線に使う暮らすための提言をしています