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性能の話

性能の話をいちばんやさしく

耐震等級3UA値C値許容応力度計算
家づくりの話を聞きに行くとこういう言葉が出てきます
知らないほうが普通です家を建てるのは多くの人が一生に一度だからです
その言葉が何を指していてあなたの暮らしが何で変わるのかそこだけを書きます

01

耐震等級3って何が違うの?

「倒れない」と
「そのあとも住める」は別の話です

地震に対する家の強さには1・2・3の等級があります

等級1は大きな地震が来ても倒れない強さ建築基準法が決めている国の最低基準です

ただし倒れなかったけれど柱や壁が傷んで住み続けられないということは起こります

耐震等級の違い。等級1は震度6強から7で倒壊・崩壊しない強さで、大きな地震のあとは傾いたりひび割れが残ることがある。等級2は等級1の1.25倍の強さで設計する。等級3は等級1の1.5倍の強さで設計する。

なぜそこまでするのか

家が壊れなければ避難所に行かなくて済みます直すお金もかかりません

住み続けられることが
いちばんの備えです

等級3は等級1の1.5倍の強さで設計します大きな地震のあともそのまま住み続けられることを目指す強さです

車の購入時にブレーキは少し弱めでもいいとかエアーバッグはやめておくというような選択肢を与えられるでしょうか?

当社の新築は全棟が等級3です等級3にするかどうかをお客様に選んでいただくことはありません

02

許容応力度計算って何をしているの?

壁の数を数えるのではなく
柱1本ずつを計算します

家の強さを確かめる方法は大きく2つあります

ひとつは壁の数を数える方法この大きさの家なら壁がこれだけあればいいという早見表で確かめます手間がかからないので木造2階建てでは長く使われてきた方法です

もうひとつが許容応力度計算柱1本、梁1本、基礎1か所ごとにどれだけの力がかかるかを計算します屋根の重さ、太陽光の重さ雪の重さ、地震の揺れ、風それがどの部材にどう伝わるかをぜんぶ数字で出します

家の強さを確かめる二つの方法。壁量計算は早見表を見ながら壁の数をざっくり数えるだけ。許容応力度計算は柱1本、梁1本ごとに力のかかる向きを計算する。計算して初めて分かる荷重や部材の大きさがある。

何が変わるのか

壁の数を数える方法だとその家に固有の弱いところが見えません

大きな窓のある部屋吹き抜け2階が飛び出している形同じ壁の量でも形によって弱いところは変わります

計算して初めて分かる荷重や部材の大きさ
詳細な計算が家の未来を支えます

当社は新築の全棟で許容応力度計算をしています外注もしていません自社で計算します見積りから外すこともありません

03

UA値って何の数字?

穴のあいたバケツから
水が漏れるのと同じです

冬、家の中の熱は外へ逃げていきます壁からも、屋根からも床からも、窓からも

UA値はその家がどれくらい熱を逃がしにくいかの数字です小さいほど逃げにくい

UA値は、その家からどれだけ熱が逃げやすいかを表す数字。UA値が大きい家は熱が逃げる穴がたくさんあいたバケツのように、どんどん熱が外へ出ていく。UA値が小さい家は穴がほとんどなく、ためた熱が逃げにくい。UA値が小さいほど少ないエネルギーで快適に暮らせる。

暮らしは何が変わるのか

熱が逃げにくい家は部屋ごとの温度差が小さくなります

廊下が寒いトイレが寒い脱衣室が寒いそれは当たり前の事ではなくその家の性能の話です

温度差が小さくなると温度がバリアフリーになります快適に過ごせるだけでなく使う暖冷房エネルギーも少なくなるのです

数字の目安

等級UA値
等級40.87
2025年に義務化された水準
等級50.60
2030年に義務化が予定されている水準
等級60.46
等級70.26
国内でいちばん上の等級

当社の近年の新築は0.25〜0.27ですUA値は設計時の計算値で建物の形と大きさで変わるので一軒ごとに計算します

04

C値って何の数字?

断熱が魔法瓶なら
気密は魔法瓶のフタです

魔法瓶を思い浮かべてくださいどれだけ良い魔法瓶でもフタが開いていたら中の温度は逃げてしまいます

家も同じですC値はその家にどれくらいすき間があるかの数字です小さいほどすき間が少ない

C値は、その家にどれくらいすき間があるかの数字で、小さいほどすき間が少ない。C値が大きい家はフタの外れた魔法瓶のように、室内の空気や熱がどんどん外へ逃げていく。C値が小さい家はフタの閉まった魔法瓶のように、あたたかさを閉じ込める。断熱が魔法瓶なら、気密はそのフタ。

暮らしは何が変わるのか

すき間が少ないとすき間風を感じにくくなりますそして換気が計画どおりに働きます

すき間だらけの家で換気扇を回しても空気は近くのすき間から入ってくるだけです家じゅうの空気を入れ替えるにはまずすき間を塞ぐ必要があります

計算ではなく、実測です

C値は計算では出せません家が建ってから機械で家の中の空気を吸い出して実際に測ります

延床100㎡の家ならC値0.3ですき間の合計は30㎠ハガキの5分の1くらいです

新築は全棟で測り
C値0.3以下を保証します

測らずに高気密ですとは言いません

05

換気ってそんなに大事?

家の空気を
24時間入れ替え続けるため

家の中の空気は放っておくと汚れますだから法律で24時間ずっと換気することが決められています

二つの換気のしくみ。第三種換気は、給気口から外の空気が入り、換気扇で室内の空気を強制的に外へ出す。パッシブ換気は、暖かい空気が上がる力を利用して、床下から入った空気が部屋をゆっくり上がり、壁の高い位置から外へ出ていく。当社は夏が第三種換気、冬は機械を使わず空気の温度差で動かすパッシブ換気。

第三種換気とは

換気扇で外に出して給気口から自然に入ってくる方式です機械が排気側だけなので仕組みが単純で掃除がしやすく壊れにくい

パッシブ換気とは

暖かい空気は上へ行くこの力だけで空気を動かす方式です

冬に屋外から入った空気が家の中を通って高いところから出ていく電気を使いません音もしません

夏は第三種換気
冬はパッシブ換気が動きます

パッシブ換気は室内と外の温度差で空気を動かすので温度差の大きい冬に働きます夏は温度差が小さく動かないため換気扇を使う第三種換気です

数字は前提

ここまで読んでいただいた方に正直に書きます

耐震も断熱も気密も換気もやって当たり前のこと数字はその当たり前ができているかを確かめるためのものさしです

私たちが時間をかけるのはその先朝の光がどこに落ちるかどの窓の前に腰を下ろしたくなるか

性能は暮らしの土台
大切なのはそこで暮らす人の心が豊かになることです

よくあるご質問

耐震等級3なら、地震で絶対に壊れないのですか?
いいえ。等級3は「等級1の1.5倍の強さで設計する」という基準で、どんな地震でも無傷であることを約束するものではありません。目指しているのは、大きな地震のあとも建て直さずに住み続けられることです。
UA値とC値は、どちらが大事ですか?
どちらも必要です。断熱が魔法瓶なら、気密はそのフタです。断熱材を厚くしてもすき間が多ければ熱は逃げますし、すき間が少なくても断熱が薄ければ寒くなります。あわせて、換気が計画どおりに働くためにもC値が要ります。
UA値は計算、C値は実測。なぜ違うのですか?
UA値は使う材料と窓の性能、建物の形と大きさが分かれば計算で出せます。一方、すき間は施工の丁寧さで変わるため、建った家を測らないと分かりません。だから当社は新築の全棟で気密測定を行っています。
断熱等級とUA値は、どう違うのですか?
UA値という数字を、地域ごとの基準に当てはめて等級で表したものが断熱等級です。出雲市が入る6地域では、等級4がUA値0.87以下、等級5が0.60以下、等級6が0.46以下、いちばん上の等級7が0.26以下です。同じUA値でも、寒い地域と暖かい地域では等級が変わります。
第三種換気とパッシブ換気を、季節で使い分けるのはなぜですか?
パッシブ換気は室内と外の温度差で空気を動かすため、温度差の大きい冬によく働きます。夏は温度差が小さく動きにくいので、換気扇を使う第三種換気に切り替えます。
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