エアコン代を抑えて過ごしたい
皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
金曜日栃木からの来客があり
盛り上がりすぎて
随分遅い時間まで深酒
予想はしていたのですが
時間が遅くて
タクシーがなく
家まで歩いて帰ることに
はい筋肉痛ですww
ちょうど1時間くらい
遅くまで楽しんだ自分の責任ですが
自分を誉めたいと思いますww
さてそんな本日は
エアコン代を抑えて過ごしたい
というお話
これだけ気温が高ければ
夏はどうしても
エアコン代がかさみます
もちろんエアコンは必要ですが
ただやみくもに冷房に頼る前に
できることがあります
それはそもそも熱を
家に入れない工夫です
結論から言えば
夏に家が暑くなる最大の原因は
断熱材の性能不足だけではありません
窓から侵入する「日射熱」です
断熱材だけで暑さを防ごうとするのは
正直に言って限界があります
物理のお話を少しだけします
たとえば島根県で
8月のお昼12時前後の
日射量を考えてみます
計算上ではおよそ
410Wもの熱エネルギーが
1平方メートルあたりに
降り注いでいます
仮に窓の面積が
3平方メートルあるとすれば
そこから室内に入ってくる熱量は
なんと約714Wにもなります
これだけの熱が
窓から容赦なく入り込む
私たちが普段使っているエアコンは
設定温度を守るために
この強烈な日射熱と戦いながら
空気を冷やしています
つまりエアコンが
頑張っている理由のかなりの部分は
この日射熱を打ち消すため
だからこそ
まずは熱を入れないこと
これが家づくりにおける
大前提のスタートラインとなります
では具体的にどうやって
この熱を防げばいいのでしょうか
よくあるのは
内側にロールスクリーンやカーテンを
取り付ける方法ですね
操作が簡単で見た目もすっきりします
でも実は
太陽の熱はすでにガラスを通過して
室内の空間まで入ってきてしまっています
これでは室内が温められてから
遮ることになるので
効果には限界がある
熱を入れないための正解は
窓の外側で遮ること
たとえば庇や
アウターシェードといった装置です
外側で日差しをカットできれば
遮蔽率は6割から8割にまで達します
日本に昔からある葦簀というのは
本当に理にかなっています
一方で室内側のスクリーンでは
遮蔽率は3割から4割程度にとどまります
この外で遮るか内で遮るかという差は
そのままエアコンの負荷になり
そして日々の電気代の違いとなって
皆さんの暮らしに返ってきます
そうお伝えすると
でも外側にそんなものを付けると
せっかくの家の外観が
台無しになりませんか
と心配される方もいらっしゃいます
たしかに
ただ何かを付けるだけでは
雑然とした印象に
なってしまうかもしれません
窓の配置は
断熱のためだけにあるのではなく
外観の美しさにも直結しています
外からどう見えるか
室内からどんな景色を切り取るか
そんな視点を持つことが大切です
家を設計する際は
その土地の太陽の角度や
隣家との距離を計算した上で
しっかりと庇の深さを決める
あるいは季節に合わせて
取り外しができるシェードを選び
美しい納まりを考える
性能を確保しつつ
デザインを犠牲にしないバランスを
私たちはいつも模索しています
そして何より
日射遮蔽はただ熱を遮るだけの
作業ではありません
夏は太陽を遮り
冬は太陽の光をたっぷりと取り入れる
この季節に応じたコントロールこそが
パッシブ設計の本質です
光はただの明るさではなく
家をあたためる
エネルギーでもあります
朝の光が差し込むリビングで
光って暖かいんだなと
冬の陽だまりを感じる瞬間
そんなふうに
季節ごとの太陽と
対話しながら暮らす
それは光熱費の
計算だけでは測れない
豊かな暮らしの
土台だと私は信じています
家という器は
ただ性能を
満たすための箱ではなく
住む人が季節を感じ
健やかに過ごすための場所
バランスの取れた住まいを
つくっていきましょう
それではまた次回(^^)