人気の間取りが住みにくい家をつくることもある
皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
リノベモデルハウスが
いよいよ写真撮影と
動画撮影まで来ました
ぼちぼち内覧開始です
地域素材へのこだわりが
たくさん詰まっていますので
是非ご来場ください
さてそんな本日は
間取りの中でも人気の高い
「回遊動線」についてです
最近はぐるっと回れる間取りが
とても人気です
行き止まりがなくて
家の中を回れる
なんとなく便利そうで
なんとなく暮らしやすそうで
間取りの正解のように
見えることもあります
実際家づくりのご相談でも
回遊動線にしたいです
という声はよくあります
もちろん
うまく計画された回遊動線は
とても使いやすい
ですが私は
いつも少し立ち止まって
考えるようにしています
その回遊動線
本当に必要ですか
ということです
間取りは流行で
決めるものではありません
暮らし方
持ち物の量
家の大きさ
そこに対して
本当に合っているか
どうかが大事
特にあまり大きくない家では
回遊動線は慎重に考えた方がいいと
私は思っています
なぜかというと
回遊動線をつくると
通路が増えるからです
収納にもならず
窓にもならず
ただ白い壁として
続いてしまうと
かなりもったいない
家は広さに限りがあります
その限られた面積の中で
通るための空間を
増やすということは
使える場所を減らす
ということでもあります
例えば回遊動線をやめて
行き止まりをつくると
そこには収納が置けます
棚がつくれます
家具が置けます
壁が使えます
けれど
回遊動線にすると
通路として成立させるために
その場所は空けておかなければいけない
つまり
見た目はすっきりしても
実は使える壁が減っている
ということが起こります
ここは間取りを見る時に
とても大事な視点です
SNSやルームツアーで見る家は
どれもきれい
回遊動線のある家は
特に美しく見えます
ですが
そこで一度考えてみてほしいのです
その家に住んでいる方は
どのくらい物を持っているのか
収納の中に
どれだけ収まっているのか
そして
自分たちの暮らしは
本当にそこに近いのか
家づくりで失敗しやすいのは
間取りそのものより
自分たちの暮らしと
合っていないことです
物が多いご家族なら
回遊動線より
壁がしっかり取れる間取りの方が
暮らしやすいことは多いです
収納は
広さだけではありません
どこにあるか
使いやすいか
壁として成立しているか
このあたりがとても重要です
回遊動線をつくるなら
その内側も外側も
ちゃんと意味のある壁にしたい
収納になる
窓になる
景色を切り取る
家具を置ける
そういう理由があって初めて
その回遊動線は
生きてきます
ただ何となく
人気だから
便利そうだから
という理由で採用すると
住み始めてから
あれ 収納が足りない
あれ 意外と物が置けない
となりやすいです
間取りは
動けることが
正解ではありません
暮らしが整うことが正解
回れることより
片付くこと
抜けられることより
納まること
見た目の良さより
毎日の使いやすさ
私はそのバランスの方が
ずっと大事だと思っています
回遊動線が良いか悪いか
ではありません
その家に本当に必要かどうか
そこを丁寧に考えることが
後悔しない家づくりにつながります
間取りは
流行を見るものではなく
暮らしを見るもの
そんな視点で
一度図面を見てみると
また違ったものが
見えてくるかもしれません
それではまた次回(^^)
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