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速さと量の決定的な違い

皆さんこんにちは

KATSUKENの勝部です

長男が人生最後の春休みを終えて

無事に岐阜へと帰りました

いよいよ社会人

この前赤ちゃんだった

ような気がしますが

あっという間だったなとww

帰省中があっという間だったと

言っていたので

それほど充実していたのでしょう

同じようにこれからも

楽しんで人生を

切り開いて貰いたいですね

子育ては本当にあっという間なので

真っ只中の方には

大変な事は多いと思いますが

今を楽しんでいただきたいです

さてそんな本日は

速さと量の決定的な違い

というちょっとマニアックな話

先日お引渡し前の物件にて

いつも通り風量測定を行いました

ここで出て来る単位

m3/hとm/s

この2つの違いと

現場での使い分けです

どちらも

空気の動きを表す単位

でも意味は全く違います

m3/hは

どれだけの量が動いたか

m/sは

どれだけの速さで動いたか

量なのか

スピードなのか

例えていうなら

水道の蛇口から水を出した時

その水の勢いがm/s

バケツにたまった

水の量がm3/h

ここを分けて考えることが

とても重要です

例えば換気

24時間換気は

室内の空気を

一定量入れ替える仕組み

必要なのは

空気の“量”です

部屋の体積に対して

何回入れ替えるか

ここから必要な風量を出す

だから単位は

m3/hになります

設計値があり

計算があり

その答え合わせとして

実測があります

つまり換気は

m3/hで評価する世界

ここは明確です

一方で当社で言うと

床下エアコンのガラリ

ここになると

話が変わります

見た目は同じグリルでも

スリットの幅

内部の形状

開口率、抵抗

製品ごとにバラバラですね

つまり

見えているサイズと

実際に空気が通る面積

これが一致しない

ここが一番のポイントです

本来風量は

風速×断面積

で決まります

でも

断面積が曖昧だと

m3/hは正確に出せない

数字は出せても

意味のある数字にならない

ここで無理をすると

設計上はOKでも

体感はズレる

ということが起きます

なのでこういう場所では

まずm/sで測り

風速を見る

どれくらいの勢いで

空気が出ているのか

これを確認する

なぜなら

速度は嘘をつかないから

面積が曖昧でも

流れの強さはそのまま出る

そして

人の体感とも一致する

風が当たる

風を感じる

この感覚は

m/sに近い

だから

床下エアコンの吹き出しや

ガラリのような場所は

m/sで評価する方が

現実的で合理的です

逆に

換気の吸い込み口や排気口

レンジフードなどは

空気をどれだけ引っ張れているか

ここが重要です

つまり量という事

だから

m3/hで評価する

ここをm/sだけで見ても

必要換気量を

満たしているかどうかは

分からない

使い分け

これがとても大事です

さらに言うと

この2つは

対立しているわけではなく

本来はつながっています

風量=風速×面積

現場では

その“面積”が

正確に取れるかどうかで

使う単位が変わる

そう考えると

とてもシンプルです

換気のように

面積も機械も決まっている場所は

m3/h

ガラリや吹き出しのように

面積が曖昧な場所は

m/s

そしてもう一つ

大事な視点があります

それは

数字と体感のズレ

m3/hが合っていても

空気の流れ方が悪ければ寒い

逆にm/sがしっかり出ていれば

体感として

空気が動いていると感じる

つまり

数字だけではなく

空気の流れを

どう読むか

ここが重要です

断熱や気密と同じで

数字はあくまで入口

その先にある

空気の質

流れ方

温度の均一さ

そこまで見て初めて

本当に快適な家になります

創って終わりではなく

実測してみる

測って終わりではなく

何を測っているのか

なぜその単位なのか

そこまで理解する

それが

本当の意味での

“風量の答え合わせ”

だと思います

そしてこれは

性能の話でありながら

暮らしの話です

見えない空気を

どう扱うか

そこに

家づくりの質が

はっきりと現れる

私はそう感じています

それではまた次回(^^)

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