見落とされがちな「湿度設計」
皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
昨年末竣工の「大社の家」
ルームツアーがアップされました
音声不良で音割れがあり
お聞き苦しい点がありますが
内容は盛りだくさんなので
是非ご覧ください!!
今日は献血の予約日
早めに仕事を終わらせて
ささっと行きたい所です
昨日今日と外気温は一気に20℃
衣替えですかねー
花粉も多いようですね
私は花粉症とは
今のところ無縁なので
良くわかりませんが
最中の方はお気を付けください
さてそんな本日は
見落とされがちな「湿度設計」
というお話
家づくりの話になると
断熱性能や気密性能の数字は
よく話題になります
UA値やC値は
ずいぶん知られるようになりました
けれど
実際に暮らし始めてから
快適かどうかを大きく左右するのは
もう一つあります
それが湿度ですね
同じ室温22℃でも
なんだか蒸し暑い
肌がベタつく
のどが乾く
朝起きると鼻が痛い
こうした違いは
ほとんどが湿度によるものです
換気や空調の実測を重ねる度に
あらためて強く感じます
家の快適性は
温度をつくるだけでは足りない
家の中を出入りする水蒸気まで
設計してはじめて
本当に快適になる
ということ
住宅では24時間換気によって
家中の空気が
計画的に入れ替わります
これは健康のために
必ず必要な仕組み
ただ空気が入れ替わる
ということは
外から温度だけではなく
湿気も一緒に入ってくる
ということでもあります
夏の出雲は
外に出るだけで
空気が重たく感じる日があります
あの空気を
家は少しずつ
ずっと取り込んでいる
例えば
換気量が120㎥/hの家なら
条件によっては
1時間で約1L近い水分が
室内に入ってくることもあります
1日で考えると
20Lを超えることもある
これを暮らしに置き換えると
家の中で何もしなくても
ペットボトル何本分もの水を
毎日まいているようなものです
夏の蒸し暑さの正体は
ここにある
「小さなエアコン1台で十分」
「高性能住宅だからこれで快適」
という言葉はとても魅力的
しかしそのエアコン
温度を下げる力だけでなく
どれだけ水を抜けるかまで
考えていますか?
ここがとても大事です
逆に冬は
まったく逆の現象が
出雲の冬は
外気温が低く
空気そのものが
持てる水分量も少ない
その乾いた空気を
24時間換気で取り込むと
家の中は想像以上に乾燥します
実際には
換気だけで
1日数L単位の加湿が必要になることも
珍しくありません
ここに
エアコン暖房
室内干し
人数
料理
お風呂
観葉植物
そういった暮らしの水蒸気が
味方にも敵にもなります
実測を続け考え方が
より強くなったのは
ここです
しかし湿気は
悪者ではありません
どこで発生して
どこへ流れて
どこで処理するか
これを読めれば
暮らしの快適性は
大きく変わります
逆にここを無視すると
夏は冷えているのにベタつく
冬は暖かいのに喉が痛い
窓際だけ結露する
北側の収納がカビ臭い
そんな
数字では見えにくい
不満が残ります
家づくりで
本当に大切なのは
断熱や気密の性能値
だけではありません
その家が建つ地域で
最も暑い日に
どれだけ湿気が入るのか
最も寒い日に
どれだけ乾燥するのか
そして
住まい手の暮らし方で
その湿気がどう変わるのか
そこまで想像し
設計に落とし込めるかどうか
近年2季になりつつある
日本の気候風土の中で
温度の計算だけでなく
除湿量や加湿量まで含めて
エアコンの選定を考えることは
ますます重要だと
強く感じています
快適な家とは
ただ暖かい家でも
ただ涼しい家でもない
空気がやわらかく感じる家
だと思うのです
そのやわらかさを
つくっているのが
実は湿度
見えないけれど
暮らしに直結する性能
だからこそ
温度だけでなく
湿気まで設計する家づくり
そんな視点も
考える事が
何十年先まで快適に暮らせる
家創りへと繋がっていく事でしょう
それではまた次回(^^)
————-
【本日のブログの感想を受け付けています】
↓ ↓
モデルハウスを体感する
【この記事のような
出雲で後悔しない家づくりのヒントを
週4回メルマガでお届けしています
ブログでは書けない
現場のリアルや
失敗しない考え方も配信中です】