北側の壁だけ汚れる理由
皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
「東津田の家」
ルームツアーがアップされました
こだわりたっぷりですので
是非ご覧ください!!
今日はこれから稲佐の浜で
海岸清掃のボランティア
自転車で行こうと思っているので
楽しみは二倍ですww
参加は2回目となりますが
海がきれいになるのは
とても気持ち良いですよ
さてそんな本日は
北側の壁だけ汚れる理由
というお話です
外壁が黒くなっている家
見たことないでしょうか
うっすら緑色になったり
黒ずんできたり
あれただの汚れではありません
実は家の中と外の温度と空気の動きが
関係しています
原因のひとつが
放射冷却による結露です
夜になると
外壁は空に向かって
熱を放出していきます
すると表面温度が下がり
空気中の水蒸気が水に変わる
つまり外壁が濡れるんです
そして特に北側は
昼間に日が当たらない
だから壁が乾かないんです
濡れる
乾かない
また濡れる
これを繰り返すと
コケやカビが育つ環境になります
ここまでは
なんとなくイメージできると思います
でももう一つ面白い現象があります
先ほどの写真でもありましたが
途切れ途切れで
外壁に白い線のような
模様が出ることがあります
これ実は「熱橋」です
柱や間柱などの木部
断熱材よりも
熱を伝えやすい部分なのです
冬室内が暖かいと
その熱が
木部を通って外に逃げていく
すると
その部分だけ外壁の温度が少し上がる
結果として
そこは結露しにくく
乾きやすい
逆に断熱材が
しっかり入っている部分は
熱が外に伝わりにくい
つまり
外壁表面が冷えたまま
結露しやすい
乾きにくい
だから
コケが付きやすい
性能が良い部分ほど
汚れやすいように見える
ちょっと皮肉な現象です
ではどうすればいいのか
ここで大事なのは
「後から直す」ではなく
「最初から考える」ことです
通気層がしっかり機能しているか
外壁の仕上げ材は何か
日射の取り方はどうか
軒の出はあるか
こういった設計の積み重ねで
かなり差が出ます
そしてもう一つ
メンテナンスの考え方
実際に
「汚れたから塗り替えましょう」
と言われたという話を
聞いた事もあります
これは正直
全く解決にはなりません
表面を綺麗にしても
原因は残ったまま
数年後
また同じことが起きます
大切なのは
なぜそうなったのかを
理解すること
その上で
軽いうちに洗い流す
定期的にケアする
ひどい場合は専用の除去剤を使う
こういった
現実的な対処が必要です
家は
建てて終わりではありません
時間とともに
環境の影響を受け続けます
だからこそ
見た目の変化の裏にある
理由を知ること
それが
長く快適に住むための
大きなポイントになります
外壁の黒ずみ
ただの汚れと思うか
家の状態を知るサインと思うか
その違いで
住まい方は
大きく変わりますよ
それではまた次回(^^)
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