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【秋の光を味方につける窓の設計】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
あっという間に日曜日
一週間が一瞬に感じます
AIにいろいろと
任せられるようになり
時間が出来るはずが
空いた時間に更に詰め込む

これは性格なのか
運命なのかww

効率化している事だけは
間違いないので
ありがたい事です

さてそんな本日は
秋の光を味方につける窓の設計
というお話です

朝の空気と床に落ちる陽
ふと気がつけば
夏とは違う光の表情

夏には外で止まっていた光が
今は少しずつ
部屋の奥まで伸びてきている

そんな日常の風景から
今日は少しだけ
光と暮らしの
お話をしてみましょう

なぜ秋になると
光は部屋の奥まで
届くのでしょうか?

結論から言えば
太陽の高さが変わるからです
秋分を境に
太陽の通り道は
ぐっと低くなっていきます

朝日が
リビングの床を深く照らし
肌寒い朝を
優しくあたためてくれる

光が少しずつ家の中へ入ってくる
この移ろいに
季節の訪れを感じます

朝一番に
太陽の熱を感じて
心まで暖まるような
豊かな時間

夏の間
私たちを悩ませた
強い日差しも
季節が巡れば
恩恵へと変わります

この光の力を
設計でどう活かすか
それがパッシブ設計の醍醐味です

では窓の位置や軒の出は
どうやって決めればいいのか

私たちは設計の段階で
敷地の日当たりを
丁寧に確認します

現地で方位を確認し
隣家との距離や
朝から夕方までの
光の入り方を細かくシミュレーションする

ときには
近隣の建物に太陽が隠れる時間まで
計算に入れます
正直に言えば
簡単な作業ではありません

島根という土地は
冬の日照時間が
決して長くありません
厚い雲に覆われる日も多く
貴重な光を逃すのはもったいない

だからこそ
太陽の軌道を何度もなぞり
敷地ごとの「光の特等席」を
探り当てる必要があるのです

ときには設計図の上で
何度も悩み
軒をあと数センチ出すべきか
あるいは短くすべきか
そんな思索を繰り返します

これは計算ソフトの数字を
合わせるだけの作業ではありません

そこに住まう家族が
一年を通してどんな光の中で
暮らしを紡ぐのか
その風景を想像し続ける
地道な設計の積み重ねなのです

そうして決めるのが
夏と冬の両方を読み解いた
「軒の出」です

夏は庇が強い日差しを遮り
室内がもわっと暑くなるのを防ぐ

逆に冬は
低くなった太陽の光を
窓から奥までたっぷりと招き入れ
家全体をあたためる

この絶妙なバランスを
一つの軒の出で決めていくのです

せっかくの設計も
そこで暮らす人が
窓を開けたくならなければ
意味がない

そのためには
軒の深さと視線の抜けにも
細やかな工夫が必要です

たとえば
深い軒をつくることで
雨の日でも窓を開けて
雨音や湿った空気を感じられる

あるいは
窓の向こうに見える景色を
額縁のように切り取り
まるで庭がリビングの一部になったように
感じられるような配置にする

そうした細部へのこだわりが
「窓を開けたい」という気持ちを
引き出してくれるのだと思います

もちろん
この設計には
家の性能という土台が不可欠

もし窓辺の断熱性能が低ければ
外の寒さが伝わってきて
カーテンを閉め切るしかない

それはせっかくの光を
捨てるようなものです

でも
窓ぎわの温度差が小さく
断熱性能がしっかりしていれば
窓辺は最高の居場所になります

冬の朝
太陽の光が差し込むリビングで
光のそばに椅子を置き
コーヒーを飲みながら本を読む
窓ぎわが特等席になる暮らし

そこにあるのは
「光って暖かいんだな」と
肌で感じる心の豊かさです

あなたの家の特等席はどこですか
秋の柔らかな光が
部屋の奥まで届くこの場所で
家族とどんな時間を
過ごしたいですか?

そんな想像を膨らませながら
住まいを整えてみてください

私はこの
光の移ろいを感じられる暮らしこそ
何にも代えがたい
贅沢だと思っています

それではまた次回(^^)


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