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気流止め

皆さんこんにちはKATSUKENの勝部です

今日は天気がとても良さそうなので

久々のチャリツーに行こうと思います

長男と地元の激坂に上ってきます(笑)

さて本日は侮れない気流止めについて

まず気流止めについて説明させて頂きます

外壁や間仕切り壁の上下は

床下や小屋裏に繋がっていて

冬場に床下の冷たい空気が

壁の中に入ってしまうと

断熱性能は半減してしまいます

↑   ↑

このように床下には隙間が空いていて

↑   ↑

小屋裏にも隙間が空いている

この場合に壁の中で

どのような事が起こるかと言いますと

冬暖房時に部屋の温度が上がった時

壁の温度も上がり壁裏面の空気が温まる

暖かい空気は軽いので上に行き

隙間から天井裏へと抜けていきます

壁内は負圧となり床下の冷気が

上昇気流で壁内へ引っ張り上げられる

実際現在行っているリノベ案件でも

工事途中で床下の隙間が塞がっていない為

改修をしない部分から凄まじい冷気が

入ってきています

そしてこれは古い家の話だけではなく

新しい家でも同様に考えられることで

この気流止めという知識が無い場合は

新築の家でも起こりうる事となる

また壁内に断熱が入っていない

内部の壁だった場合は熱の移動量は

10倍近くまで増えてしまいます

仮に現在当社がリノベを行っている物件で

床下温度5℃室内20℃だった場合

線熱還流率×長さ×温度差ですので

外部37mで0.29W/mk×37m×16Kとなり

外周部から171Wの熱が逃げ

内部25mでは3.4W/mk×25m×16Kで

内周部から1360Wもの熱が逃げる事に

内外部の合計は1531Wもあり

こたつ約2.5台分の熱が

壁から逃げていることになります

例えばエアコン暖房をしていて

10畳用エアコンが4.6KWで

稼働していた場合

その熱の実に1/3が

壁から逃げていく熱へと変わる訳です

熱損失が大きい為

エアコンが常に全力で動き

エネルギーはどんどん増える

そしてこのような熱移動が起こると

温められた空気はどんどん上に上がり

下からは冷たい空気が引張られる事から

どうしても足元が寒くなってしまう

室温を温めても足元が寒い場合は

家全体が寒い家と

あまり変わらない状態となり

命と健康のリスクは増えていきます

足元の温度を上げる意味でも

気流止めは非常に重要

また熱移動の際に冷たい空気が

露点温度だった場合は壁の中で

結露も起こします

見えない場所での結露は本当に怖いです

カビが生えてダニが来る

乾燥しない場合、構造材が痛んでいきます

気流止めが侮れない理由が

少しでもご理解頂けたでしょうか?

家造りは本当に奥が深いです

知識が無ければ解決出来ない事が

山のようにあります

感覚だけではなく根拠が大事

全てを想定した負荷計算を行って

初めて快適な高性能住宅になり

本当の省エネ住宅となります

見た目と言葉だけに惑わされませんように

どうぞ未来に繋がる家造りを

それではまた次回(^^)

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