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大工不足と育成

上棟から一週間

荒れた天候もありましたが

持ち前の段取りで

現場は順調に進み

付加断熱は2/3位が完了

そして本日屋根工事は完了です

基礎ではいまいち

感じ取れなかった

家という感覚が

上棟からいよいよ

形となっていく訳ですが

ここから一番先頭に立ち

工事をしていくのが大工さんです

今のところ社員大工の3名で

現場を進めています

昨今の深刻な大工不足時代に

3人の社員大工は大きな強みです

大工不足の大きな原因は

大工を含む建築業界全体の

労働者の平均年齢が高くなり

引退する人が増えている一方

新しい世代の職人が

十分に育成されていない事

引退していく世代が

下の世代を育てなかった事もですが

育てきらなかった事も大きな原因

実は建設産業には

毎年一定数の若い人達が

入って来てはいます

新規学卒入職者は

2022年4万3000人

2023年4万人と

10年前と比べても5000人近く

増加しています

これに対して

離職率が大卒30%高卒40%と

その多くが辞めてしまっている

夢を持って職人の世界に入ったのに

現実は想像とは違い

多職種へと転職する人が

後を絶ちません

その最大の原因は

昔から続くブラックな

環境にあるのでしょう

期限に追われる事での長時間労働

社会保障問題に工具代の負担問題

ハウスメーカーをはじめとして

自社大工がいない工務店や

リフォーム会社

その殆どが第1優先に

自社の利益を考えて

家を作っていく外注職人を

駒のように使う

住まい手からは適正な金額を

受け取りながら

自社の利益を優先するあまり

職人には安い金額で働かそうとする

安い単価で仕事を請け負った

職人さんにも当然生活がある

単価が安いとどうなるか

工事日数を減らし数をこなすしかない

それが長時間労働に繋がり

人を育てる余裕すら持たせない

安く、出来る限り早く

仕事を終わらせようとする

そんな職人が住まい手の一生を考えた

家創りなんて到底出来るはずがないし

人材育成も出来ない

必要なのは数をこなす事だから

大工は完全に外注なのか?

離職率が多い会社か?

若い人を育てられている会社か?

その内容で出来上がる仕事は

大きく違ってくることになります

とても大切な検討材料ではないでしょうか?

一方でこの業界での

人材育成は簡単ではありません

一人前の大工になるには

早くても最低5年

リフォームやリノベなど複雑な仕事を

出来るようになるには10年程度かかる

ようやく育ってきた人が

途中で辞めてしまうなんて事も

だから外注の職人に

仕事を任せる会社が多くなる

会社の利益を優先する会社は

楽な方を選択して

育成の選択肢はなくなります

若い人を育てようと

雇い入れ育成を始めても

結局ブラックな体制のままだった場合

今の時代に合うわけがなく

離職してしまう事に

育成にはそれなりの覚悟が必要

しかし育成をしなければ

将来住まい手を困らせてしまう事に

今だけ金だけ自分だけの考え方を捨て

若い人を育てる覚悟を持った会社

そんな会社なら住まい手の未来も

しっかりと考えてくれると思いませんか?

あなたが家を建てる際に

支払ったお金が

この社会でどのように回っていくのか

それは誰かの未来に繋がるべきであり

地域の未来に繋がるべき

問題は同じく

精一杯働いた職人が作る家と

これくらいでいいかと思う職人が作る家

どちらにお金を払いたいでしょうか?

あなたの寿命よりも

長い家の寿命

未来も誰かが住んでいるはずです

家創りの際には

そんな舞台裏までお考えいただくと

あなたの家創りはより豊かな物に

なっていくことでしょう

以前にもお伝えしましたが

これから5年以内に

完全週休2日にすると

年初に社員に宣言しました

若い社員達と共に成長していける

経営者でありたいですし

そんな会社で有り続けたい

どうかこのブログを読んでいる方の

家創りが地域の未来に

繋がっていきますように

それではまた次回(^^)

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