除湿量と加湿量
皆さんこんにちはKATSUEKNの勝部です
先週は今年度から始まった東大の前研究室
開催の環境塾に参加の為東大へ行ってきました
自分が人生でこの地に足を踏み入れるとは(笑)
プラン、構造、環境を1人で解ける
設計者を増やす事をミッションとした
実務者向けの講義になります
しっかりと勉強して成長していこうと思います
また先週のブログに感想を頂きました
「家の建築や、リフォームを考えていても
みんなが温熱の事を気にしてるとは限りません
だから発信し続けて下さい。
いいものをつくり続けていくことは
必ず形に残ります
むしろ、そうでないものは
かなしいけど消えてなくなります
YouTubeのアップや、ブログ楽しみにしてます。
頑張ってください。」と
あおさんありがとうございます
地球の未来と家を建てようとしている
誰かの役に立てればと書いているブログ
このような感想を頂けると励みになります
テンション上がりました(笑)
さて前置きが長くなりましたが
本日は除湿量と加湿量のお話
住宅では2時間に一回家中の空気が入れ替わる
換気設計をしなければなりません
その際に夏は大量の水蒸気が入り蒸し暑くなる
冬には乾燥した空気が入り過乾燥になります
室内の水蒸気が多くなりすぎると
窓や壁などの冷たい表面に水蒸気が冷やされて
水滴として凝結することがあります
これが皆さんもよく知る結露と呼ばれる物で
カビが生え、そこにダニが来たり
そこから木材の劣化などの問題を
引き起こす原因となります
また湿度が高いとカビやカビの成長が促進され
健康に悪影響を及ぼします
逆に湿度が低いと空気が乾燥し
皮膚や呼吸器系などの乾燥が引き起こされ
これにより肌がカサついたり、のどの渇き等
その様な事から除湿量、加湿量を
計画するのが空調計画の一部となります
計算すれば分かる事なのですが
意外と多い事が分かります
例えば夏に換気量が120㎥/hの住宅で
(1時間に120㎥の空気が入れ替わる家)
一般的な内外の水蒸気量の差8.17g/㎥
だった場合
一時間で約1L、1日で24Lもの
水蒸気が家の中に入ってくる事になるのです
大げさに言えば家の中で
1時間に一回家の中で1Lのペットボトルを
ひっくり返している感じです
この水蒸気をいかにして
除湿するかが夏のポイント
そして冬の場合は
今年の2月4日出雲の外気で例えると
外気温4.8℃湿度65%
(気象庁データ参照)
内気温を20℃40%にしたい場合
絶対湿度は外気4.15g/㎥内気6.97g/㎥
となって差は2.82g/㎥
換気量120㎥/h×2.82g/㎥=336g/hとなり
1時間当たり約0.34Lで
一日約8Lの加湿をしないと
20℃40%の室内環境が保てない事になります
ここまではあくまでも換気の
水蒸気量のお話ですが
夏も冬も水蒸気の発生はそれだけではない
そこにいる人、使った家電、室内干し
また熱交換換気の有無でも
除湿、加湿量は変わってきます
またその内容は夏と冬で
味方となるのか敵となるのか
これはエアコン選定の話にも繋がります
最近ではよく見かける広告
「エアコン一台で快適な家」とか
「高性能だから小さなエアコンで」
等と目にする事がありますが
熱負荷と加湿、除湿まで考えている会社が
どれくらいあるのやら??
建築地での最寒日、最暑日に
どのくらいの負荷がかかり
設定温湿度にする為には
どの程度除湿と加湿をしないといけないか
そんな所まで考えてくれる
根拠に基づいた会社を
お選びいただけたらと思います
あなたの家造りが何十年先にも資産となり
地域や子供達の未来へと繋がっていきます様に
それではまた次回(^^)
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