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木造住宅の耐久性

皆さんこんにちはKATSUKENの勝部です

昨日は大阪に出張に行ってきました

設計はマスタープランの小谷さん

藏家の居藏さん施工物件

言葉でうまく言い表せませんが

本当に素敵な空間で得る物はとても多かった

デザインは勿論、温熱環境も快適で

流石の一言でした

午後からtoolboxのSRも見学して良い一日になりました

細かい納まりや空間の寸法というのは

実物を見るに限りますね

さてさて先週はキッチン設置前日に白蟻被害が発覚したり

修繕をしていたら雨漏りが発覚したり

次々と思わぬハプニングが続きました

上手く施工日をスライドする事も出来

補修や修繕も含めて順調に進んだので良かったです

何より今回の工事でここまで気づけて

措置が出来た事が一番の収穫でした

後から発覚していたら大変な事になっていたでしょうね

経験や知識が増えるにつれて

危険予測の感覚は強くなるものです

という事で本日は住宅における白蟻被害のお話

白蟻とは読んで字のごとく白いアリです

木材などのセルロースを含む物質を食べることで知られ

巣の拡張や維持のために、周囲の木材や建物の部分を食べることもあります

建物の構造材を食べられた場合、建物の安定性が損なわれる危険性があります

特に木造建築物では、シロアリの侵食によって

柱や梁などの重要な部分に被害があった場合は非常に危険な状態に

たとえ耐震等級3の家であったとしてもシロアリ被害があった場合

接合部や木材そのものの強度が低下することになり

大きな地震にも耐えられない構造になってしまうことも

最近の家はベタ基礎のため地盤からの湿気が

建物に上がってきにくい構造になっているため

防蟻の処理が適切に行われていれば

被害の可能性は少ないといえます

しかしベタ基礎ではない下が土の状態の布基礎等

既存住宅では湿気が上がってきやすい環境も多く

駆除や予防は木造住宅にとってとても重要な課題なのです

ではどのように対策をしておけばよいか?

そもそもシロアリは湿気のある環境を好みます

水分を必要とし、湿った木材や土壌が彼らの生息地となります

また、暗くて安全な場所も好みます

そのため、家屋の壁の中や地下、庭の木の根元など

暗くて湿気のある場所に来やすいと言えます

逆に乾燥した環境を好みません

乾燥した場所では体が乾燥してしまい、生存が困難になります

そのため、乾燥した木材や土壌、乾燥した室内空間などは

シロアリにとっては好ましくないという事になります

また、明るい場所も避ける傾向があります

光を嫌い、暗い場所を好むため

日光の当たる場所や明るい屋外空間では生きていけません

実は冒頭に書いた白蟻被害の件は

雨漏りからの二次被害だったと言えます

壁から雨が建物内に侵入

その雨が構造躯体を伝って床に入り

湿気が高くなった床下の木部を食べていたという見解

今回の場合雨漏りを止めれば

シロアリ被害はなくなりますが

とにかく湿気が籠るような場所を作らない

そして木材を乾燥させる事

また建物の周囲に木材等置いておかない様に心掛けたり

木の根元の除去等も効果的ですね

今回は早めに気づいたから良かったですが

骨組みまで傷んでいたら

この程度の改修では済まなかったです

先週に続き家の健康診断は非常に重要ということです

ここまで読むと白蟻は悪者だと感じてしまうかもしれないですが

実は生態系において重要な役割を果たしています

土壌の循環を促進し、植物の分解を助けることで

土壌の肥沃化に貢献します

森林や草原などの生態系においては

シロアリが木材や植物の分解を行うことで、

栄養の循環を助け、生態系のバランスを維持する為

自然において白蟻にも多くの役割があるのです

職業柄嫌ってしまいがちですが

決して悪者でないのです

とにかく定期的な点検と予防措置が重要

来たいと思う環境を作らなければ来ません

しっかりと家を守っていきましょう!

それでは皆様良い休日を

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