通し柱
台風養生しっかりやりましたが
予想に反して弱まってくれたので
一安心でした
他県でも大きな被害が出ない事を
願います
備えておいて何もないのは
一番良い結果であると思います
そうやって家の周りなどを
こういう機会に点検するのは重要です
去ってからあとの状況確認も含めて
家の周りなどもう一度
チェックして頂けたらと思います
さて本日は通し柱についてのお話
少し前の新建ハウジングの記事で
最近の住宅は
ウッドショックから続く
資材高騰の影響や
接合金物の普及を受けて
通し柱のない家が
全体の41.8%に増加しているそうです
通し柱というのは
土台から屋根までを
一貫して支える柱の事を指します
構造を支える重要な要素であり
特に地震や風圧などの外力に対して
建物の耐久性を高める役割を果たします
その通し柱が予算を削減する為に
なくなっている
当社で通し柱が入るのは基本4箇所で
建物の角となる部分です
その4箇所でのコストダウンは
1万円という所でしょうか
そもそも何故このような
風潮になったのかと
構造塾の佐藤さんに聞いた所
断面欠損が多いと弱くなるから
通し柱をやめたほうが良い
↑の様に横から来る梁を受けるために
柱はこんなにもスカスカに
なってしまうのです
このような状態になるなら
通し柱はやめるべきという事で
なくても問題ないのなら
通し柱がなくても
良いんだという流れになったそうです
当社の場合通し柱は
欠損を無くすために
金物工法にしているため
柱の欠損はほとんどない状態
通し柱にする場合は
断面欠損を減らすために
そこだけでも金物工法に
する必要があります
これは知らない実務者も多い部分なので
とても重要な事です
実際地震の時の倒壊を考えると
通し柱は変形の差が起きにくいので
やはり強度的にも
重要な役割を持っているのです
私は大工なので
通し柱って建物強度の象徴みたいな
イメージ持っていまして
感覚的にも通し柱があるだけで
建て方の時の骨組みの
グラつきが全然違います
法隆寺五重塔も
心柱が下から上まで通っていて
1400年もの間大きな地震に
耐えてきています
地震や耐風の力が加わった時に
通し柱と管柱どちらの方が
上下同じ様に動いてくれるか
管柱同士を金物補強で
通し柱同等の強度にしている場合
骨折した足にギブスをつけているのと
似たような意味合いに感じています
通し柱だと1.2階で揺れの
ズレが少なくなる
という事になっていきます
色々な工法がありますし
色々な考え方がありますが
通し柱を使う場合は
デメリットを金物工法で
解消することは必須です
当たり前の事を
当たり前にやる
だけど知識がないと出来ない事
そんな会社と家創りが出来たら
きっと資産価値の高い
安心して暮らせる家創りに
繋がっていく事でしょう
それではまた次回(^^)
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