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【なんとなく居心地が良い家の理由】

【なんとなく居心地が良い家の理由】

皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
今日は朝から
座禅体験に行ってきます
子供のころ以来の体験で
とても楽しみ

午後からは献血
昨日から事務所の
電話とインターネットが
繋がらなくなって
困っていましたが
せっかくなので
休日を謳歌しようと思いますww

さてそんな本日は
なんとなく居心地が良い家の理由
というお話です

毎日が忙しく過ぎていく中で
ふと立ち止まり
今の家がただ眠るための場所に
なってはいないだろうか
そんなふうに感じたことは
ありませんか?

おしゃれな家を
つくりたいけれど
見た目だけで
選んで後悔しないかな

そんな不安を抱える方は
少なくありません
もちろん間違いではありません

なんとなく居心地が良いと感じる家
そこには実は
ちゃんとした理由があります

今回はその秘密を
一緒に紐解いていきましょう

居心地の良さは
感覚的なものと思われがちです
ですが実は
4つの要素に分解して
考えることができます

それが
美的要因
心理的要因
機能的要因
生理的要因
という4つのものさしです

まずは目に見える美しさと
そこから生まれる心のゆとりについて
見ていきましょう

住まいを考えるときは
性能と意匠のバランスが大切です
設計はこれらを
行ったり来たりしながら進みます

大きな窓や吹き抜けは
開放的で気持ちいい空間ですね
これは美的要因や
心理的要因を満たしてくれます

しかし
冬は寒さが厳しく
夏は温室のようになってしまう
これでは生理的な心地よさが
損なわれてしまいます

だからといって
窓を小さくしたり
天井を抑えすぎたりすると
窮屈な空間になってしまい
本末転倒です

大きな窓や吹き抜けといった
計画の自由度を持ちつつ
弱点となりえる要素は
性能をしっかり確保して
心地よい暮らしを実現する

デザインや性能の
どちらか一方をあきらめるのではなく
すべてをバランスよく
実現すること
これはちゃんとできます

家づくりで目指すべきものは
一瞬の感動を与える「快適」ではなく
毎日帰りたくなる
「何も気にならない心地よさ」です

見た目の美しさの次は
毎日の動きやすさと
身体で感じる快適さのお話です

機能的要因とは
家事の動線や
使い勝手のことです

図面を描くときには
どんな手がここで料理をし
どんな声が交わされるのか
毎日の動きを想像しながら
線を引いています

家事のストレスを減らし
自分を解放できる場所があること
それが機能的な心地よさです

そして生理的要因とは
身体的な快適さのことです

人は恒温動物です
体の中では常に熱をつくり
その熱を外へ逃がしながら
約37℃の体温を保っています

・体の中で生まれる熱
・太陽や暖房から受ける熱
・外へ逃げていく熱

この3つのバランスによって
暑い
寒い
暖かい
涼しい
という感覚が決まっています

従来
冬の寒さは厚着でしのげばいい
それがエコだと思われていました

しかし
着衣のストレスというのは
精神的にも肉体的にも
かなり大きいものです

物理的なストレスを
いかに減らしていくかを考えると
やはり室内の環境を
改善することが重要になります

体温が奪われにくくなり
肌へのストレスが減ることで
健やかな暮らしに繋がります

さて次に
生理的要因と
心理的要因に
大きな影響を与える
4つの環境性能も考えてみましょう

この身体的な心地よさを
科学的に支えているのが
住まいの環境性能です

環境性能は大きく



空気
の4つがあります

これらは評価指標が
しっかりしていますので
計画や実測によって
客観的に評価できます

1つ目は熱環境です
気温
湿度
放射温度
気流
熱浸透率など

2つ目は光環境です
照度
輝度
素材反射率
グレアなど

3つ目は音環境です
空気伝播音
振動音
衝撃音
騒音など

4つ目は空気環境です
CO2
VOC
臭い
カビ
粉塵
病原菌など
これらを整えることで
健康に大きな影響を与えます

温熱環境の向上で
様々な症状が改善することは
すでに広く知られています

新築でも改修でも
後から直せない部分を
最初にしっかりやるのは
非常に重要なことです

高断熱
高気密
計画換気
空調計画

これらはとても重要ですが
あくまで
「心地よさをつくる土台」です

最後に完成させるのは
そこで暮らす人の生活そのもの

家づくりとは
温度をつくる仕事ではなく
人の暮らしを整える仕事だと
私は信じています

朝の光をどう受け取るかで
一日の質は変わります

コーヒーを淹れるために
キッチンに立ったとき
東の窓から柔らかい光が差し込み
手元を明るく照らしてくれる

そんな些細な瞬間に
「今日も一日が始まったな」と
心が整うような気がしませんか

寝室には静けさを
リビングには明るさを

場所ごとに光や音を
計画することは
人の気持ちを計画することと
同じことです

家は夜に帰る場所であると同時に
朝を迎える場所でもあります

その朝が少し気持ちよくなるだけで
家族が交わす言葉も
自然と優しくなるかもしれません

性能や数値は手段であり
目的は家族みんなが
機嫌よく暮らせる場所を
つくること

デザインも性能も
どちらもあきらめず
バランスの良い「暮らしの器」を
一緒につくっていきましょう

それではまた次回(^^)


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