性能を上げるほど設計力は問われる
皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
昨日のくにびきマラソン
無事に5kmを完走しました
練習タイムより6分も早くゴール
沿道からの声援に張り切ったのか
周りの人につられたのか
とにかくしんどかったですし
脚がいたいですww
ちなみに長男はハーフでした
真似は出来ません
これでまた1年走らなくなる
とならないように
継続したいなとは思っています
と去年も思っていたようなww
さてそんな本日は
性能を上げるほど設計力は問われる
というお話です
先日メルマガで
窓は面積14%しかないのに、
熱は50%以上逃げる
というお話をしましたが
その続編です
最初に窓を強化する
これは間違っていません
トリプルガラス
樹脂サッシ
ここまで来ると、
確実に体感は変わります
しかし
窓を強くしただけで
「暖かい家」になるかというと
単純にそうではありません
高性能窓で失敗する家
最近増えています
まずは日射取得を考えていない
冬の暖かさは
断熱だけではありません
太陽の光“日射”です
南面から入る太陽の熱は
無料の暖房です
窓の性能を上げると
逃げにくくなります
つまり、
入った熱も逃げにくい
ここまでは良い
しかし南面が小さい
庇が深すぎる
Low-Eの向きを間違える
これでは
せっかくの太陽熱を
自ら遮断してしまう
断熱を上げたのに
暖房費が下がらない家
原因は日射設計不足です
山陰は冬の日射量が少ないですが
だからこそ貴重な熱なのです
そして逆の発想をすると
窓が強くなると
熱がこもる家になります
これは冬は武器ですが
夏はどうでしょうか?
冬は取得
夏は遮蔽
これは基本中の基本です
ところが
トリプルガラスだから大丈夫
と思ってしまう方は
いないでしょうか?
ガラスの断熱性能と
日射遮蔽性能は別物です
Uw値(窓の断熱性能)が良くても
η値(日射熱取得率)が高ければ
夏はしっかり暑くなる
特に出雲のような
湿度の高い地域では
一度オーバーヒートすると
除湿負荷が跳ね上がる
冷房エネルギーは
顕熱より潜熱の方が重い
ここまで理解して
初めて“窓を強くする”意味が
完成します
窓をトリプルにした
壁を厚くした
UA値が下がった
それで終わりではありません
・方位ごとの窓サイズ
・ガラス仕様の使い分け
・庇の出寸法
・気密とのバランス
性能は部品の性能ではなく
“設計全体の整合性”
高性能窓を付けたら
オッケーなのではなく
その先を設計する事が
重要です
窓を強くすればするほど
次に問われるのは
・日射の読み
・壁とのバランス
・熱の逃がし方
そして
暮らし方の提案
性能を上げるとは
責任を増やすこと
数字の先にあるのは
快適か?不快か?
そこまで考えて
初めて本当の高性能住宅
窓を強くするのは
スタートライン
その先に
設計者の力量は
はっきり現れますので
〇〇だから安心ではなく
しっかり根拠を示せる
設計者と家創りを行いましょう
それではまた次回(^^)
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