エネルギー差と風量
皆さんこんにちはKATSUKENの勝部です
見事な秋晴れ
今日は地元の秋祭り
お酒の飲み過ぎに注意しながら
地域の仲間達と
盛り上げていこうと思います
さて本日は空調のお話
全館空調やエアコン1台等で
空調を行う場合
居室(子供室や寝室など)の
設計が肝になってくるのが一般的
扉の締まった空間に
どのようにして空気を運ぶのか
この時居室を25℃60%に
したかった場合
その空気が持つ
エネルギー量は18.5Wh/m3になります
これはお馴染みの空気線図で
この25℃60%時の
比エンタルピー55.4KJ/Kgを
分かりやすく
熱量と風量に変換するための公式
÷3600÷0.83を使い
18.5Wh/m3に変換しました
そして居室の冷房負荷が
人体からの発熱や外気からの影響
家電等を考慮して
350Wだったとする
その時例えば
この部屋にエアコンがついていて
吹き出し口から
15℃96%くらいの
空気が出ているとしたら
その空気のエネルギー量は
13.7Wh/m3となり
350÷(18.5-13.7)=73m3/h
となりますので
エアコンからそれだけ空気が
出ていれば良いということに
しかし今回のお話は
居室にエアコンはない想定ですので
例えば隣の部屋から
冷えた空気を引っ張り込む場合
その空気が24℃55%位としたら
エネルギー量は16.8Wh/m3
350÷(18.5-16.8)=206m3/h
これだけの量の空気が
必要になります
この場合は完全に
機械が必要です
そして機械をつければOKではなく
機械が引き込む
空気の経路が重要で
引き込んだ空気が
また戻っていかないと
いけないのです
空調設計というのは
こういう事で
根拠に基づいた計画と
数字で表すもの
これが出来ない人がいるから
全館空調の失敗例は後を絶たない
しかしこんな事が出来るのは
建築業界の中でも
一握りの実務者です
何事も基本と根拠が重要
あなたが一生住む家を
作る実務者に根拠は求めませんか?
それではまた次回(^^)
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