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RENOVATION

性能向上リノベーション既存の住まいを性能から立て直す

建て替えるしかないと言われた家でも選択肢は一つではありません築53年の平屋、延床70.77㎡断熱等級1、上部構造評点0.29「倒壊する可能性が高い」と診断された家を断熱等級7、上部構造評点1.55まで引き上げましたその家は今、出雲市斐川町でモデルハウスとして公開しています

📍 施工エリア:出雲市を中心に、松江市など近隣も

DATA —
モデルハウスはこれだけ変わりました
断熱性能 UA値
3.030.25 W/(㎡・K)
等級1(改修前の計算値) → 等級7(評価取得済み)
耐震 上部構造評点
0.291.55
精密診断 → 補強計画後(倒壊しない)
気密性能 C値
0.2 ㎠/㎡
この物件の実測値

いずれもこのモデルハウス1軒の数値です。既存住宅の状態は一軒ごとに違うため、同じ数値をお約束するものではありません。

性能向上リノベーション後の外観 リノベーション前の外観(築53年)
BEFORE 築53年
AFTER
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01

建て替えかリノベーションか

結論を先に申し上げます
建て替えのほうが合理的な場合もあります

リノベーションを扱う会社が「リノベがお得です」と言うのは簡単です。けれど既存住宅は、一軒ごとに状態が違います。基礎の傷み方、シロアリの被害、柱や梁の断面、必要な間取り変更の大きさ、そして予算。これらを見ないまま方針を決めることはできません。

このモデルハウスも、屋根のセメント瓦は劣化し、壁のトタンは錆び、部分的にはシロアリにもやられていました。それでも再生できると判断したのは、診断して数値を確かめたからです。

診断してから判断します。診断せずに勧めることはしません。

ときには「この建物は、建て替えたほうがいいと思います」とお伝えすることもあります。リノベーションを請けたい気持ちより、その家に住む方の35年後を優先したいからです。

02

既存住宅で見るべき5つの論点

リノベーションで性能を上げるとき、私たちが順番に確かめていくことです。どれか一つでも欠けると、他が台無しになります。

01

耐震
数値化してから補強を設計する

既存住宅の耐震は、まず精密診断で現状を数値にします。このモデルハウスは上部構造評点0.29、「倒壊する可能性が高い」という判定でした。そこから補強計画を設計し、1.55(倒壊しない)まで引き上げています。工事後には微動探査を行い、計画どおりの強度が出ているかを確認しました。

診断は、島根県で初めて住宅医に認定された者が行います(2025年1月認定)。

02

断熱
断熱の位置を組み替える

古い家の多くは、天井断熱・床下断熱という構成です。これを屋根断熱・基礎断熱へ組み替えることで、家全体をひとつの器として扱えるようになります。断熱材の種類と厚さは、既存の構造で入れられる範囲と予算から決めます。新築では長くセルロースファイバーを使い、2023年度からグラスウール付加断熱へ切り替えました。リノベーションではウレタンフォームの吹き付けを使ったこともあります。どれか一つの材料に固定してはいません。

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気密
古い家でも数値は出せる

気密は、断熱の効果を保証し、換気を設計どおりに機能させる土台です。古い家だから無理、ということはありません。ただしリノベーションでは建物の条件差が大きいため、保証値は設けていません

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結露
壁の中の未来まで計算する

断熱を強化した壁は、計算を誤ると内部で結露し、静かに腐っていきます。だから施工前に、冬型結露(室内の湿気が壁内で冷やされる)と夏型結露(外の湿気が冷房で冷やされた壁内で結露する)の両方を検証します。見えなくなる場所こそ、計算で守る。

05

空調と換気
必要な台数と位置を負荷計算で決める

エアコンを何台、どこに置くか。これは感覚ではなく、その家の熱負荷を計算して決めます。換気も同じで、方式を先に決めるのではなく、建物の条件に合うものを選びます。完成後は風量を測定し、設計どおりに空気が流れているかを確認します。

03

進め方

1現地調査
2精密耐震診断
3温熱シミュレーション
4計画・お見積り
5工事
6気密測定・換気風量測定
7お引き渡し
8住んでからの実測

計画で終わりにせず、最後に測って答え合わせをします。設計どおりの家が建ったかどうかは、数値でしか確かめられないからです。

04

補助金について

このモデルハウスは、既築住宅のZEH改修実証支援事業に採択されました。

制度は年度ごとに変わるため、その時点で使える制度をお調べしてご提案します。金額をお約束することはできません。

05

同じリノベーションでも到達できる数値は違います

数値を2軒分、そのまま並べます。

リノベーション
モデルハウス
野郷の家
UA値0.25(等級7)0.42
C値(実測)0.2 ㎠/㎡0.9 ㎠/㎡

既存の構造、断熱を入れられる範囲、予算——条件が一軒ずつ異なるからです。だから私たちは、目標の数値を先に決めるのではなく、診断してから、その家で実現できる性能を組み立てます

リノベーションモデルハウス
リノベーションモデルハウス
築53年の家が生まれ変わった
野郷の家
野郷の家
住み慣れた家が性能ごと若返る
F様邸
F様邸
T様邸
T様邸
K様邸
K様邸

よくあるご質問

築何年までリノベーションできますか?
年数ではなく、構造の状態で判断します。築年数が古くても再生できる建物はありますし、比較的新しくても傷みが大きい場合もあります。まず診断させてください。
建て替えとリノベーション、どちらが安いですか?
一概には言えません。基礎の状態や必要な間取り変更の大きさによっては、建て替えのほうが合理的な場合もあります。診断したうえで、どちらが良いかを含めてご提案します。
リノベーションでも耐震等級3にできますか?
ものさしが違います。耐震等級は新築のための指標で、既存住宅の耐震改修は上部構造評点で評価します。当社の基準は、新築が許容応力度計算による耐震等級3、リノベーションが上部構造評点1以上です。リフォームの場合も必ず耐震改修を行います。このモデルハウスは0.29から1.55(倒壊しない)まで引き上げました。
断熱だけ、窓だけの改修もお願いできますか?
お受けしています。ただし当社は、リフォームの場合も必ず耐震改修を行う方針です。まず耐震の状態を確認させてください。断熱だけを良くしても、建物が地震に耐えられなければ意味がないからです。
中古住宅を買ってリノベーションしたいのですが相談できますか?
ご相談いただけます。購入前の建物確認からご一緒できますので、契約前にお声がけください。買ってから「この建物では難しい」と分かるのが、いちばん避けたい事態です。
工事中は住みながらできますか?
対応可能です。ただし工事の範囲によって、一時的にお住まいを移していただいたほうが早く安全に進む場合もあります。計画時にご相談ください。
補助金は使えますか?
その時点で使える制度をお調べしてご提案します。制度は年度ごとに変わり、建物や工事内容によって使えるかどうかも変わるため、金額をお約束することはできません。
費用はどのくらいかかりますか?
建物の状態で大きく変わるため、目安の金額は出していません。現地を拝見し、診断したうえでお見積りします。
リノベーションでもUA値やC値は測ってもらえますか?
はい、測ります。新築では全棟で気密測定を行いC値0.3以下を保証しています。リノベーションでも気密測定を行いますが、既存住宅は建物ごとの条件差が大きいため、保証値は設けていません。
対応エリアはどこまでですか?
出雲市を中心にお受けしています。松江市など近隣での施工実績もあります。ただし一軒ごとに現場へ通い、住んだ後もお伺いできる範囲で仕事をしたいと考えているため、遠方はお受けできない場合があります。まずはご相談ください。
実物を見てから、決めてください
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