経年美化を楽しむ石
皆さんこんにちは
KATSUKENの勝部です
次の新築のプランが決まり
今日は朝から構造計算
とても好きな作業です
どんどん勉強して
理解を深めていくと
考えることは
増えていきますが
実に面白い
大地震で木造住宅の
倒壊が無くなるように
普及活動もしていかないと
いけない中で縁あって
先週は地元工務店さんから
構造計算のチェック依頼も来ました
出雲でより良い家が
増えていくのは
とてもうれしい事です
人に伝えると
自分もより理解力が深まるので
私も成長出来ます
ありがとうございます!
さてそんな本日は
経年美化を楽しむ石
というお話
最近どんどん国産材
さらに地域の物をという
想いが強くなっています
そんな中私も最近知った
石見地方で採れる福光石を
ご存じでしょうか?
島根県大田市温泉津福光で
砕石され1500~1600万年前の
海底火山から紛失した火山灰などが
海底に堆積してできた
淡い青緑色の凝灰岩です
採石場はこんな感じです↓
島根にもこんな
場所があったんですね
約400年前の室町時代から
砕石が始まり石見銀山の
500羅漢像をはじめ
灯籠ぼせきなどに
使用され現在では
消臭・乾燥・吸音効果や
水にぬれても滑りにくいという
特殊な性質を持つため
様々な建築物に使用されています
県内ではアクアスの外壁や
テクノアーク島根の床等々
近場では島根中央信用金庫の
大社支店入口前の回廊
等に使われています
イメージはこちら↓
こんな使い方も↓
福光石は単なる材料ではなく
地域の暮らしと結びついた素材です
耐火性に優れ調湿性も持ち
湿気を吸ったり吐いたりし
さらに消臭効果が強いので
家の空気を整える役割も果たします
昔の人々は自然の力を知り
その性能を暮らしに生かしてきました
現代の新建材が広がった今こそ
改めて価値を見直したい
内装に使えば重厚感を与え
空間を引き締め
外構に使えば雨風にさらされても
年月を重ねるほど味わいが増します
自然素材は経年劣化ではなく
経年美化を楽しめます
それは家と共に時間を過ごす中で
暮らしの記憶を刻んでいく
そして地元の物を使うということは
地域の経済を支えることでもあります
輸入材や遠方の資材では得られない
安心感がそこにあります
地産地消の家づくりは
環境負荷を減らすことにもつながります
運搬にかかるエネルギーが少なく
地域の資源を無理なく循環させます
家づくりは性能やデザインだけでなく
地域と共に歩む営みでもあります
福光石もそんなふうに
使えたらと思っています
この石を暮らしに取り入れることは
地域の歴史や文化を受け継ぎ
未来へとつなげることでもあります
地元の素材を生かすことは
家づくりに深い意味を与えます
地域にある素材を生かしながら
長く愛される家を
つくりませんか?
地元の材料があなたの目に
かないます様に
それではまた次回(^^)
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