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知識とリスク

こんにちは、KATSUKENの勝部です。

9月16(土)17(日)に完成内覧会を開催しますので

ご興味がある方は是非 こちらから

昨日は当社から独立した大工さんの上棟の手伝いに行ってきました

上棟は人数が多くないと出来ないので

お互いに助け合いです(しかし暑かった(笑))

本日はお客様の目には見えない部分の施工やそれに対する知識のお話

地元では有名なハウスメーカーの物件だったわけですが

まず気になったのは構造材の掛け方や水平構面の剛性の取り方でした

構造材は家の骨組み

非常に重要な役割を担います

ただ適当に材料が入っていれば良いというものではないのです

この骨組みとなる構造材のバランスが非常に悪かった

それだけではなく地震力が家に働いた時にその力を壁に伝えていく

水平構面(屋根、二階床部分)の合板向き、使い方が悪い

本当に知識がない人が設計している事がすぐに分かるレベル

とは言っても私は構造塾で勉強しているから知る知識であり

その場にいた私以外の人は誰も気づいていなかったであろう部分

その会社のHPを見ると「全棟耐震等級3日本最高レベル」と…

うーんちょっと違う

耐震等級3は日本最高レベルというのは間違いないのですが

耐震等級3にも計算方法が二種類あり

「許容応力度計算」と「品確法」に分かれますが

その差は歴然で審査機関への提出書類の枚数も何百枚も違うレベル

品確法は簡易計算というイメージ

強度が更に上がるのが許容応力度計算

昨日の物件は許容応力度計算なら間違いなくNG

良かれと思ってやっておられるのは分かりますが

明らかな知識不足です

しかし品確法でも耐震等級3は耐震等級3

してないよりは格段に良いわけですので

もう少し知識を高めるとお客様にとってより良い家造りが出来ますね

ちなみに当社は全棟許容応力度計算で耐震等級3です

後は断熱と換気の施工方法もバランスが悪いから

気密も悪そうだし結露リスクがあるなと感じました

これもまたHPには「こだわりのG2以上」と…

使う断熱材と厚みで数字は出るでしょうが

施工方法があれでは数値通りの性能にはならない

お客様は高いお金を払うのに非常に残念です

知識が無いと、このような状態になる

施工業者も知らなければ、お客様だってわからない

それを知る時は大地震が来た時や

小屋裏で結露が起きる時

お客様が住んでからのリスクとなります

「知識はリスクと反比例する」

まさにこの言葉の通りです

ちょっと長くなりました

それでは皆様良い休日を。

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